二日目…2012年8月12日


この日は今回の旅行の最大の目的である『SLみなかみ』に乗車するため、9時に高崎駅へ。
SLの入線をしっかりと撮影し、12系客車に乗り込みます。

『SLみなかみ』この日の担当は、2011年に見事復活を果たしたC6120。
C61は、D51のボイラーにC57の足回りを組み合わせた大型旅客用テンダー機関車で、33両が誕生した。
客車はオリジナルの12系客車6両を使用。
私が乗ったのは1号車:スハフ12 161。
ディーゼル発電機があるため結構喧しいかと思いきや、車内にはそれほど騒音は響いていなかった。
12系の最終仕様のため、埋め込み幌が廃止されており後方監視窓が縦長になっている。


9時56分に高崎駅を出発。
高崎−渋川は平坦だが、『SLみなかみ』は最高速度が60km/hのため、『SL北びわこ号』に似た雰囲気。
ですが、渋川−水上は下り水上行きであれば山登りになるため、パワフルな走りが楽しめました。

渋川で28分ものバカ停中に記念撮影
(相変わらず何をやってるんだ!!)

(エエやんエエやん)
(SLは楽しまな!)
渋川を過ぎると、利根川に沿って走る。
その昔、『SLみなかみ』は『SL奥利根号』と呼ばれていたが、その由来がこの利根川だろう。


途中渋川で28分ものバカ停があり、そこで後続の特急草津と連絡。
さらには、もう1本後続の各駅停車に追い抜かれるというとんでもないダイヤ!
ちなみに、この各駅停車を追い越すことはありません…。

終点の水上まで、およそ2時間。
初めての東日本のSLの旅を満喫。

復路はこの『各駅停車に追い抜かれる』をフル活用し、水上の発車シーンを撮ってから各停で追いかけ、渋川から乗車。
始発駅の発車シーンを撮り、後続の電車で追いかけて途中から乗ることが出来るのは『SLみなかみ』だけです。

水上駅で復路運転のため入換中のC6120。
復路は下りであり、殆どスカるが、水上駅の発車はなかなかの煙を出してくれる。



『SLやまぐち号』と比べると、スピード面で劣りますが定員が多いので乗り易いです。
機関車も2種類あるから、総合的にみると『SLみなかみ』も『SLやまぐち号』も、どちらも楽しめるってコトだね。


三日目